編集/調整

コネクタツールを選択すると、コントロールバーに次のようにコネクタの設定用アイコンが表示されます。

オブジェクトを選択して次のアイコンを使用すると、選択したオブジェクトをコネクタが迂回するか、無視して上を通るかを指定できます。

選択オブジェクトをコネクタが迂回するようにする
選択オブジェクトをコネクタが無視するようにする

たとえば中央の円を指定して上記のアイコンを使用すると、次のようになります。

オブジェクトを迂回 オブジェクトを無視

オブジェクトを迂回するとき、オブジェクトとどれだけの間隔をあけて迂回するかは、コントロールバーの「間隔」に指定します。ここに指定した値は、ドキュメント内のすべてのコネクタの迂回に適用されます。

コネクタで接続したオブジェクトのネットワークは、自動で適切な位置を計算して配置することができます。この配置の計算には、KK法(Kamada Kawaiのアルゴリズム)が使われています。コントロールバー、または「整列/配置」ダイアログにある「コネクタのネットワークレイアウト」 をクリックすると自動で配置します。コントロールバーの「長さ」には、レイアウト適用時のコネクタの理想の長さを指定します。オブジェクト数が多く複雑なネットワークの場合には、長めの値を設定するときれいに配置できます。

レイアウト適用時には、コントロールバーで次のオプションを選択できます。

コネクタの矢印が(なるべく)下向きになるよう配置
シェイプの重なりを許可しない

をチェックしてレイアウトを実行すると、コネクタが片方向きの矢印になっている場合、その矢印がなるべく下向きになるように配置します。また、をチェックして実行すると、シェイプが重ならないよう調整して配置します。

元のネットワーク 自動で配置 矢印が下向きになるよう配置 矢印を下向きに重ならないよう配置
最終更新: 2013-02-26 08:47:17