パスの微調整

パスの微調整モードでは、パスを移動したり形状を変化させたりする微調整を行います。オブジェクトの微調整モードと似た動作をするものもありますが、オブジェクトの形状が変化する点が異なります。

パスの微調整モードを選択した状態では、忠実度を設定できます。忠実度は1~100の値を指定し、値が大きいほど多くのパスノードを使用してマウスカーソルの動きに忠実にパスを加工します。ただし値が大きいほど処理が重く、PCへの負担も大きくなるので注意してください。

tweak-object-fidelity

押し曲げモードでは、マウスカーソルを動かした方向にパスを引っ張ったような加工を施します。

もとの画像 押し曲げ
tweak-object-orig tweak-object-push

収縮/膨張モードでは、ドラッグするとマウスカーソル付近のパスをインセットと置き換え、Shift+ドラッグするとアウトセットと置き換えます。

もとの画像 収縮(ドラッグ) 拡散(Shift+ドラッグ)
tweak-object-orig2 tweak-object-shrink tweak-object-grow

引き寄せ/押し出しモードでは、ドラッグするとマウスカーソル付近にパスを引き寄せ、Shift+ドラッグするとマウスカーソルからパスを引き離します。

もとの画像 引き寄せ(ドラッグ) 押し出し(Shift+ドラッグ)
tweak-object-orig2 tweak-object-attract tweak-object-repel

ラフモードでは、パスにノイズを乗せてラフな線にします。

もとの画像 ラフ
tweak-object-orig tweak-object-roughen
最終更新: 2013-03-29 21:29:34