バケツツール を使うと、境界の中に色をつけることができます。
クリックするとその周囲のエリアを塗ります。複数のオブジェクトを選択してからバケツツールを起動し、Shift+クリックするとオブジェクトを統合して色をぬります。オブジェクトの上でCtrl+クリックすると、そのオブジェクトのフィルとストロークを変更します。
もとの画像 | クリック | Shift+クリック | Ctrl+クリック |
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Shift+クリック時とCtrl+クリック時には元のオブジェクトが変更されていますが、クリック時には元のオブジェクトには何も変更がなく、塗りの部分が新しいパスとして作成されます。
バケツツールで塗ることができるのはオブジェクトだけでなく、ビットマップにも色を塗れます。
もとの画像 | 空の部分に塗り |
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Alt+ドラッグで、軌跡に触れたオブジェクトを塗ることもできます。
Alt+ドラッグ | 結果 |
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塗りの色は、最後に使用したスタイルが使われます。ツールコントロールバーの右端に使われる色の情報が表示されます。
この色は、次の方法で変更できます。
- カラーパレットをクリックしてフィルの色、Shift+クリックでストロークの色を変更
- スウォッチをクリックしてフィルの色、Shift+クリックでストロークの色を変更
- スポイトツールで、設定したい色の上でクリックしてフィルの色、Shift+クリックでストロークの色を変更
ただし、いずれもオブジェクトを選択した状態で行うと、選択したオブジェクトに色が設定されてしまいます。バケツツールで使用するスタイルを変更するだけの場合には、何もオブジェクトを選択せずに上記操作を行う必要があります。
クリック | 境界線に囲まれた領域を塗る |
Shift+クリック | 現在の選択オブジェクトを統合して新しく塗る |
Ctrl+クリック | クリックしたオブジェクトのフィルとストロークを現在の設定に変更 |
Alt+ドラッグ | マウスカーソルの軌跡に触れたオブジェクトすべてに塗る |