ノードとセグメントの種類

ノードには、次の4種類があります。

  • シャープ
  • スムーズ
  • 対称
  • 自動スムーズ

シャープなノードのノードハンドルは別々の方向に動かすことができますが、スムーズなノードのノードハンドルは2本が直線になっていて、角度を変えて動かすことはできません。対称なノードは、見た目にはスムーズなノードとほとんど変わりませんが、ノードハンドルが両側同じ長さに固定されています。

node-type-cusp シャープ node-type-smooth スムーズ node-type-symmetric 対象 node-type-auto-smooth 自動スムーズ
  path-tool-node-sharp  path-tool-node-smooth path-tool-node-symmetric path-tool-node-auto

自動スムーズなノードは、そのノードが頂点となる放物線を描くようハンドルを調整します。ノード位置を移動すると、常にノード位置が頂点となる放物線を描くよう自動的に再調整します。ノードハンドルやセグメントを編集すると、普通のスムーズなノードに変化します。

ノードの形状を見れば、シャープなノードをその他の種類から識別できます。シャープなノードは菱形(◇)、スムーズなノードと対称なノードは四角(□)、自動スムーズなノードは丸(○)です。選択中のノードに関する詳しい情報は、ステータスバーに表示されます。

ノードの種類は、ツールコントロールバーから変更できます。ショートカットキーからも変更できるものは、カッコ内に示します。

node-type-cusp 選択ノードの種類をシャープに (Shift+C)
node-type-smooth 選択ノードの種類をスムーズに (Shift+S)
node-type-symmetric 選択ノードの種類を対称に (Shift+Y)
node-type-auto-smooth 選択ノードの種類を自動スムーズに (Shift+A)

ノードをCtrl+クリックすると、ノードの種類をシャープ、スムーズ、対称、自動スムーズの順にトグルで切替えます。

セグメントには、次の2種類があります

  • 直線
  • 曲線

いずれも 名前のとおりの線です。

直線 曲線
path-tool-segment-line path-tool-segment-curve

直線の両端は必ずシャープなノードになり、ノードハンドルはありません。

セグメントを選択し、ツールコントロールバーからセグメントの種類を変更することができます。ショートカットキーはカッコ内に示します。

node-segment-line 選択セグメントを直線に (Shift+L)
node-segment-curve 選択セグメントを曲線に (Shift+U)
最終更新: 2013-05-13 05:56:18