feSpecularLightingフィルタプリミティブによるエフェクトを施します。feSpecularLightingは、フォン反射モデルのSpecularを計算します。これは鏡面反射光を計算し、金属やプラスチックなど光沢のある物体の反射光を作り出します。
一般的には拡散照明(feDiffuseLighting)とセットで使用します。
エフェクトのパラメータ
反射色
光源の色を指定します。
表面スケール
ハイトマップの高さ係数を-1000.0~1000.0の数値で指定します。値が大きいほど高低差が大きくなります。
定数
光源の光の強さを0.00~100.00の数値で指定します。
指数
反射の広がり具合を1.0~128.0の値で指定します。値が小さいと鈍い反射光、大きいほど鋭い反射光となります。
核単位長
反射を計算する際に使用されるピクセルサイズを0.0~10.0の値で指定します。ただしInkscapeではスクリーンピクセルを使用しているため、ここで指定された値は使用されません。
光源
光源の種類を次の中から選択します。
- スポットライト
- 遠くの光
- 点光源