feCompositeフィルタプリミティブによるエフェクトを施します。feCompositeは、ふたつのフィルタリング結果に対して集合演算的な合成をします。
エフェクトのパラメータ
演算子
どの演算子による合成を行うのかを、次の6種類の中から選択して指定します。
- Over
- In
- Out
- Atop
- XOR
- 計算
「デフォルト」が選択された状態では、Overと同じ操作をします。例で示す画像は、オフセット移動したものとソースイメージとを、それぞれの演算子で合成した結果です。
- Over
- ふたつのオブジェクトを単純に重ねて表示します。普通にふたつのオブジェクトを重ねた状態と同じように表示されます。
- In
- 上のオブジェクトのうち、下に置かれたオブジェクトの領域内にある部分を表示します。
- Out
- 上のオブジェクトのうち、下に置かれたオブジェクトの領域内にない部分を表示します。
- Atop
- 下に置かれたオブジェクトを表示領域として表示します。
- XOR
- ふたつのオブジェクトの重なっていない部分を表示します。
- 計算
- K1、K2、K3、K4に指定された値を用いて、K1×in×in2+K2×in+K3×in2+K4を計算した結果を表示します。inは最初のオブジェクト、in2は2つ目のオブジェクトです。K1~K4には、-10.0~10.0の間の値が指定可能です。