選択されたオブジェクトを、3Dの立体画像風にします。
このエクステンションを選択すると、次のダイアログが表示されます。
指定できるのは単一のパスのみで、シェイプやグループには適用できません。エクステンションを実行すると、次のような画像を作成できます。(記述のないオプションは、上記ダイアログ中にある値のまま実行。)
このエクステンションは、内部では次のような手順を実行しています。
- パスを元パスに重ね合わせてコピー
- コピーしたパスを分割
- 分割したパスのフィルに影となる色と光の当たった色を設定し、ぼかしを入れる
作成された画像を分解していくと、次のようになっています。左から順に、重ね合わせたものを移動、クリップを解除、クリップパスを移動。(白いぼかしが見やすいよう、背景色を変えてあります。)
エクステンションのパラメータは、このぼかし用のパスの設定が主です。
「シェード」では、ぼかしの色を何段階作成するかを指定します。2以上の整数を指定できます。
「ストローク幅」、「ぼかしの標準偏差」、「ぼかしの幅」、「ぼかしの高さ」では、それぞれぼかし用のパスのストローク幅やぼかし幅を指定します。
エクステンションで自動的に3D風の縁をつけるのに適した形状(円や四角形など)や、適さない形状(星形など、凹凸の多いもの)があるので、用途に応じて利用すると良いでしょう。