このエクステンションを使うと、境界線部分をぼかしたオブジェクトを作成します。このオブジェクトは、サイズが少しずつ異なる透明度のある複数のパスを重ね合わせたグループです。
このエクステンションは、パスに対してのみ効果があります。シェイプやテキストに使用する場合には、まずパスに変換する必要があります。シェイプに対しても実行はできますが、境界線がぼかされず、期待どおりの結果にはなりません。
パスを指定してエクステンションを実行すると、次のダイアログが表示されます。
「幅」には周囲のぼかしの幅、ステップ数には何枚の画像を重ね合わせたものを作成するかを指定します。ステップ数が多いほどマシンへの負荷が高く、表示に時間がかかるようになります。
「フィル/ストローク」ダイアログでぼかしを指定するのと似た結果が得られますが、自動的に色の明度を落としたものが作成される点が違います。
元の画像 | 後光 (幅5、ステップ数10) | ぼかし (10%) |