インセット/アウトセットを使うと、次のようにパスを内側に縮ませたり、外側に膨らませたパスを作ることができます。
インセット | アウトセット |
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インセット/アウトセットを図形に適用するには、まず図形を選択してから次のコマンドを使います。
- 「パス(P) > インセット」または Ctrl+(
- 「パス(P) > アウトセット」または Ctrl+)
デフォルトでは2pxきざみにインセット/アウトセットのサイズを変更します。1回のコマンドでどれだけ変化させるかは、「ファイル(F) > Inkscapeの設定(K)」 (Shift+Ctrl+P) の「変化の間隔」にある「インセット/アウトセット量」で変更できます。
日本語キーボードでは、一般的にはカッコはShiftキーを押さないと入力できない文字です。したがって、実際に押すキーは、Ctrl+Shift+8やCtrl+Shift+9などとなります。キーボード配列によってカッコに割り当てられているキーは異なるため、お使いのキーボードに合わせて読み替えてください。
インセットまたはアウトセットはシェイプにも使えますが、自動的にパスに変換されてインセット/アウトセットが作成されます。もとのオブジェクトは残されないので、もとのオブジェクトを残したい場合にはコピーしておく必要があります。
Ctrl+( | インセット |
Ctrl+) | アウトセット |