変形行列タブでは、次のパラメータを指定します。
このタブでは、オブジェクトのSVGに定義されるtransform属性のmatrix関数を matrix(A, B, C, D, E, F) として指定されたパラメータで置き換えます。
matrix関数は、現在の座標 (x, y) を次の行列式により新しい座標 (x’, y’) を計算するためのパラメータです。
それぞれのパラメータの意味は、次のようになります。
- A: 水平方向の伸縮率 (= 変換後の幅 / もとの幅)
- B: 垂直方向の傾斜率 (= 垂直方向の傾斜 / もとの幅)
- C: 水平方向の傾斜率 (= 水平方向の傾斜 / もとの幅)
- D: 垂直方向の伸縮率 (= 変換後の高さ / もとの高さ)
- E: 水平方向の移動ピクセル数
- F: 垂直方向の移動ピクセル数
「現在の変形行列を編集」にチェックすると、現在設定されているtransform属性の値がパラメータ欄に表示され、入力した値をそのままtransform属性の値として設定します。チェックしていない場合には、現在の形状に指定されたパラメータの変形を施した結果の値を新しくtransform属性の値とします。