リンクの追加

HTMLで画像リンクを作成する場合、表示する画像とリンクを指定するHTMLのタグを別々に作成しますが、SVGではSVG内部でオブジェクト(またはグループ)ごとにリンクを設定することができます。

オブジェクトにリンクを設定するには、オブジェクトの上で右クリックしてメニューから「リンクを作成」を選択します。リンク先などの情報を設定するには、再度オブジェクトの上で右クリックし、「リンクのプロパティ」を選択します。

リンクのプロパティには、次の項目を設定できます。

ハイパーリンク

リンク先のURLを指定します。

ターゲット

リンクを表示するターゲットを指定します。HTMLでのリンクの target 属性と同じものが指定できます。つまりフレームの名前、あるいは定義済みの次の名前を指定します。

_blank 新規ウィンドウを開く
_self 現在のウィンドウに表示
_top ウィンドウが分割されていれば分割を解除し、トップのフレームに表示
_parent ウィンドウが分割されていればひとつ上のフレームに表示
タイプ

リンクのタイプを指定します。SVGでは ‘simple’ のみ指定可能です。

ロール

このプロパティについて説明する何らかのリソースを特定するためのURLを指定します。

アークロール

このプロパティについて詳細に説明する何らかのリソースを特定するためのURLを指定します。

タイトル

リンク先についての説明を記述します。

表示

リンク先をどのように表示するかを、次のキーワードの中から選択して指定します。

  • new … 新しいウィンドウを作成して表示
  • replace … 現在開いているウィンドウに表示
  • embed … オブジェクトの中身を入れ換え
アクチュエート

どのタイミングでリンク先を表示するかを指定します。指定可能な値は onRequest です。

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