「重なりを除去」を使うと、現在の位置構成を可能な限り保ち、重なったオブジェクトがあれば重ならないよう配置しなおします。
「横」と「縦」には、オブジェクト間のそれぞれ水平間隔と垂直間隔を最低どれだけとするのかをピクセル数で指定します。ここで指定された間隔よりオブジェクト間隔が狭い場合には、重なっているものとして再配置します。
「横」と「縦」にいずれも0を指定した場合、重なりを除去したオブジェクトの境界は互いに接したものとなります。
もとの画像 | 重なりを除去 |
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重なりを除去する際のオブジェクトの境界は、ドキュメント上の表示に幾何学的境界枠を使っていたとしても、仮想境界枠が使われます。したがって、たとえばぼかしの入ったオブジェクトの重なりを除去すると、「横」「縦」ともに0が指定されていても、次のように隙間をあけて配置されます。
もとの画像 | 重なりを除去 |
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選択されたオブジェクトの中に重なったものがひとつもない場合、何もしません。