複数のオブジェクトをまとめてひとつのオブジェクトとして扱えるようにしたものを、「グループ」と言います。
グループにしたオブジェクトをさらにまとめてグループにすることもできます。グループ化されたオブジェクトは、ひとつのオブジェクトのように変形したりサイズ変更したりできます。
グループ化するにはオブジェクトを複数選択し、メニューから「オブジェクト(O) > グループ化(G)」を選択するか、ショートカットキーのCtrl+Gを使います。グループを解除するには、メニューから「オブジェクト(O) > グループ解除(U)」を選択するか、ショートカットキーのCtrl+Uを使います。
多段階にグループ化した場合、グループ解除すると一番外側のグループだけが解除されます。
グループ内のオブジェクトを単体で選択したい場合、Ctrl+クリックで選択できます。グループ内のオブジェクトを複数選択したい場合には、Shift+Ctrl+クリックを使います。
グループを解除しなくてもグループモードに入ることにより、グループを一時的にひとつのレイヤーのように編集することができるようになります。グループモードに入る方法は、次の3種類が用意されています。
- グループオブジェクトの上でダブルクリック
- グループオブジェクトの上でCtrl+Enter
- 右クリックメニューから「グループ#<グループのオブジェクトID>に入る」を選択
グループモードから抜ける方法も、次のように3種類あります。
- グループ外のオブジェクトを選択
- Ctrl+Backspace
- 右クリックメニューから「親レイヤーへ」を選択
グループを解除せずにグループにオブジェクトを追加するには、まず追加したいオブジェクトを選択してメニューから「編集(E) > 切り取り(E)」 (Ctrl+X) で切り取った後、グループを選択してグループ編集モードに入り、「編集(E) > 貼り付け(P)」 (Ctrl+V) で貼り付けます。
選択したオブジェクトをグループ化 | Ctrl+G |
グループ化を解除 | Ctrl+U |
グループ内のオブジェクトを選択 | Ctrl+クリック |
グループ内のオブジェクトを複数選択 | Shift+Ctrl+クリック |