フィルやストロークの色は、パレットやスウォッチからも変更することができます。パレットはステータスバー内にある色見本のバーです。スウォッチはメニューの「表示(V) > スウォッチ(W)」 (Shift+Ctrl+W) で開きます。
オブジェクトを選択した状態でパレットやスウォッチの色を選択すると、次のようにフィルやストロークの色を変更できます。
左クリック | オブジェクトのフィルをクリックした色に変更 |
Shift+左クリック | オブジェクトのストロークをクリックした色に変更 |
オブジェクトが選択されているかどうかにかかわらず、ドラッグで色を変更することもできます。
ドラッグ | オブジェクトのフィルをドラッグした色に変更 |
Shift+ドラッグ | オブジェクトのストロークをドラッグした色に変更 |
現在のところ、Inkscapeのスウォッチでは塗りのパターンを選ぶことができません。パレット同様、単一色の色を変更することだけが可能です。
パレットやスウォッチで表示する色リストや表示オプションは、 をクリックして変更します。初期状態では、次のものから選択できます。
- Auto
- Blues
- Echo Icon Theme Palette
- Gold
- Gold
- Gray
- Greens
- Hilite
- Inkscape default
- Khaki
- LaTeX Beamer
- MATLAB Jet (72)
- Reds
- Royal
- SVG
- Tango icons
- Topographic
- Ubuntu
- WebHex
- WebSafe22
- Windows XP icons
初期状態ではAutoに設定されています。Autoは0.48から実装された機能で、ドキュメント中にカスタムスウォッチが定義されると自動的に色リストに追加されます。