このエクステンションは、指定した関数のプロットを行います。
関数をプロットするには、まず関数をプロットするエリアを矩形で作成し、その矩形を選択してエクステンションを実行します。エクステンションを選択すると、次のダイアログが表示されます。
関数定義には、四則演算(+, -, *, /)、演算の優先順位を示すためのカッコ、および定義済み定数として pi(=円周率)が使用できます。また定義済みの関数として、次のものが使用できます。
関数 | 内容 |
---|---|
ceil(x) | x の小数点以下切り上げを返します。 |
fabs(x) | x の絶対値を返します。 |
floor(x) | x の小数点以下切り捨てを返します。 |
fmod(x, y) | x を y で割った余り (プラットフォームの C ライブラリで定義されている fmod(x, y) に依存)を返します。 |
frexp(x) | x の仮数と指数を (m, e) のペアとして返します。 |
ldexp(x, i) | x * (2**i) を返します。 |
modf(x) | x の少数部分と整数部分を返します。いずれも符号は x の符号を受け継ぎます。整数部はfloat型で返されます。 |
exp(x) | e ** x を返します。 |
log(x [,base]) | base を底としたxの対数を返します。base が省略された場合には、x の自然対数を返します。 |
log10(x) | 10を底としたxの対数を返します。 |
pow(x, y) | e**x を返します。 |
sqrt(x) | x の平方根を返します。 |
acos(x) | x の逆余弦を返します。 |
asin(x) | x の逆正弦を返します。 |
atan(x) | x の逆正接を返します。 |
atan2(x) | atan(y / x) の逆正接をラジアンで返します。戻り値は -pi から pi の間になります。この角度は、極座標平面において原点から (x, y) へのベクトルが X 軸の正の方向となす角です。atan2()のポイントは、入力 x, y の両方の符号が既知であるために、位相角の正しい象限を計算できることにあります。例えば、atan(1)と atan2(1,1) はいずれも pi/4 ですが、atan2(-1, -1) は -3*pi/4 になります。 |
hypot(x, y) | ユークリッド距離(sqrt(x*x + y*y))を返します。 |
cos(x) | x の余弦を返します。 |
sin(x) | x の正弦を返します。 |
tan(x) | x の正接を返します。 |
degrees(x) | 角 x をラジアンから度数に変換します。 |
radians(x) | 角 x を度数からラジアンに変換します。 |
cosh(x) | x の双曲線余弦を返します。 |
sinh(x) | x の双曲線正弦を返します。 |
tanh(x) | x の双曲線正接を返します。 |