プレゼンテーション用のスライドを作成するためのエクステンション集です。次のようなプレゼンテーション用SVGを作成することができます。(SVG対応のブラウザでのみ表示可能。)
このエクステンション集には、次のエクステンションが含まれています。
エクステンション名 | 機能 |
---|---|
アンインストール/除去 | ドキュメント中のJessyInkのJavaScriptをアンインストール |
インストール/アップデート | ドキュメント中にJessyInkのJavaScriptをインストール |
エフェクト | ページ内パーツの表示エフェクト定義 |
オートテキスト | 自動文字挿入 |
キーバインド | キー操作の定義 |
サマリ | JessyInkの簡単な紹介(英語) |
トランジション | スライドページ移動時のエフェクト定義 |
ビデオ | HTML5のvideoタグを用いた動画の埋め込み |
ビュー | ズームイン/ズームアウトの定義 |
マウスハンドラ | マウス操作の定義 |
マスタースライド | 全スライドで共通の背景を作成 |
Windows版0.48で確認したところ、レイヤー名を指定して実行する「マスタースライド」と「トランジション」ではレイヤー名に日本語が使われているとエラーになります。このエクステンションで指定するレイヤー名は、英数字のみとしてください。
JessyInkを使ったプレゼンテーション用スライドの作成手順は、次のようになります。
新規ドキュメントを開く。(Ctrl+N)
- 「インストール/アップデート」を実行し、ドキュメント内にJessyInk用のJavaScriptコードを埋め込む。キャンバス上は何も変化がありませんが、XMLエディタで開くと次のようにコードが埋め込まれているのが確認できます。
ここで埋め込まれたJavaScriptコードを削除するには「アンインストール/削除」を実行します。 「ドキュメントの設定」(Shift+Ctrl+D)の「ページ」タブにてページサイズを設定。横:縦の長さ比を16:9とするのが標準的。お勧めはカスタムサイズで864×486を指定すること。4:3のプロジェクタを使用する場合には、600×480や800×600とするのがお勧め。
「ドキュメントの設定」の「ページ」タブにて背景色を設定。
「レイヤー」(Ctrl+Shift+L) を開き、「master」などわかりやすい名前(Windows版0.48で確認した限り日本語不可)を付けたレイヤーを作成して統一のフォーマットを作成し、「マスタースライド」でレイヤー名を指定してマスタースライドとして定義。タイトルやページ数を自動挿入するには、「オートテキスト」を利用。
スライドを作成。マスタースライド用のレイヤーをのぞき、下から順に1枚ずつのスライドとなる。レイヤー名がスライドタイトルとして扱われる。「トランジション」に指定したりしない限り、レイヤー名には日本語使用可。
スライド操作方法を初期設定から変更するには、マウス操作なら「マウスハンドラ」、キー操作なら「キーバインド」で定義。
ページ表示時の効果をつけたい場合は「トランジション」でページごとに設定。
ページ内のパーツ表示に効果をつけたい場合は、「エフェクト」で設定。
ページ内のズームイン/ズームアウトをしたい場合には、「ビュー」で設定。
動画を埋め込む場合は、「ビデオ」で設定。
詳細はJessyInkのプロジェクト公式サイト(英語)を参照してください。