バケツツール

バケツツール を使うと、境界の中に色をつけることができます。

クリックするとその周囲のエリアを塗ります。複数のオブジェクトを選択してからバケツツールを起動し、Shift+クリックするとオブジェクトを統合して色をぬります。オブジェクトの上でCtrl+クリックすると、そのオブジェクトのフィルとストロークを変更します。

もとの画像 クリック Shift+クリック Ctrl+クリック
bucket-tool-click1   bucket-tool-click2 bucket-tool-click3 bucket-tool-click4

Shift+クリック時とCtrl+クリック時には元のオブジェクトが変更されていますが、クリック時には元のオブジェクトには何も変更がなく、塗りの部分が新しいパスとして作成されます。

bucket-tool-click5

バケツツールで塗ることができるのはオブジェクトだけでなく、ビットマップにも色を塗れます。

もとの画像 空の部分に塗り
bucket-tool-bitmap1 bucket-tool-bitmap2

Alt+ドラッグで、軌跡に触れたオブジェクトを塗ることもできます。

Alt+ドラッグ  結果
 bucket-tool-click6 bucket-tool-click7

塗りの色は、最後に使用したスタイルが使われます。ツールコントロールバーの右端に使われる色の情報が表示されます。

bucket-tool-color

この色は、次の方法で変更できます。

  • カラーパレットをクリックしてフィルの色、Shift+クリックでストロークの色を変更
  • スウォッチをクリックしてフィルの色、Shift+クリックでストロークの色を変更
  • スポイトツールで、設定したい色の上でクリックしてフィルの色、Shift+クリックでストロークの色を変更

ただし、いずれもオブジェクトを選択した状態で行うと、選択したオブジェクトに色が設定されてしまいます。バケツツールで使用するスタイルを変更するだけの場合には、何もオブジェクトを選択せずに上記操作を行う必要があります。

クリック 境界線に囲まれた領域を塗る
Shift+クリック 現在の選択オブジェクトを統合して新しく塗る
Ctrl+クリック クリックしたオブジェクトのフィルとストロークを現在の設定に変更
Alt+ドラッグ マウスカーソルの軌跡に触れたオブジェクトすべてに塗る
最終更新: 2013-03-15 13:26:44