3Dボックスツールのツールバーでは、どの軸に消失点を設けるか、消失点なしの固定角度とする場合には何度にするかを設定できます。3Dボックスツールで描いた図形を選択した状態でのみ設定可能です。角度入力欄の右側のトグルボタンで、消失点を使うか、消失点なしで平行線とするかを切り替えます。
主な図法を使用するための設定を次に示します。初期状態では2点透視図法が使われます。
図法の種別 | X軸 | Y軸 | Z軸 |
---|---|---|---|
1点透視図法 | 角度: 180 | 角度: 90 | 消失点あり |
2点透視図法 | 消失点あり | 角度: 90 | 消失点あり |
3点透視図法 | 消失点あり | 消失点あり | 消失点あり |
等角投影図法 | 角度: 150 | 角度: 90 | 角度: 30 |
斜投影図法 | 角度: 180 | 角度: 90 | 角度: 45 |
1点透視図法は物体を正面から見た投影図で、消失点は1個です。
2点透視図法は物体を斜めから見た投影図で、消失点は2個あります。
3点透視図法は物体を斜め上(または斜め下)から見た投影図で、消失点は3個となります。
等角投影図法(アイソメトリック)は、物体を正面から見た図です。
斜投影図法は、物体を斜めから見た図です。意匠登録などで使われます。