パターンをパスに沿わせる

このエクステンションを使うと、次のようにパターンをパスに沿わせることができます。

元の画像パスに沿わせた画像

パターンをパスに沿わせるには、まずパターンを選択してから沿わせたいパスを選択し、エクステンションを実行します。ここでは選択する順番が重要です。間違って逆に選択すると、次のように意図しない図形が出来上がってしまいます。

エクステンションを選択すると、次のダイアログが表示されます。

「パターンのコピー」には、次のいずれかを選択します。

  • 単独
  • 単独、繰り返し
  • 繰り返し
  • 繰り返し、引き伸ばし

「単独」を指定するとパターンを1個だけ、「繰り返し」を指定するとパターンをパスの長さに合わせた数だけコピーして沿わせます。

単独繰り返し

「引き伸ばし」を指定すると、パスの長さに合わせてパターンの長さを伸び縮みさせます。たとえば、次のように矩形をパスに沿わせるとします。

「繰り返し」の場合と、「繰り返し、引き伸ばし」の場合では次のような結果となります。「単独」の場合も一緒です。

「引き伸ばし」指定なし「引き伸ばし」指定あり

「変形の種類」は、次のいずれかを選択します。

  • ヘビ
  • リボン

Snakeを指定すると、パターンの幅をオリジナルから変更せずにパスに沿わせます。Ribbonを指定すると、リボンを揺らしたときのように3次元的な表現でパスに沿わせます。

ヘビリボン

「コピー間の間隔」には、Repeatを指定したときにパターンの間にどれだけスペースを空けるかを-10000〜10000の間の数字で指定します。マイナスの数字を指定すると、隣同士が重なるようにコピーします。

スペース -15スペース 15

「通常オフセット」と 「接線オフセット」には、それぞれパスからのオフセット、パスの進行方向へのオフセットをそれぞれ -10000〜10000の間の数字で指定します。

通常オフセット 20接線オフセット 50

「パターンを縦にする」にチェックすると、縦につなぐパターンとしてパスに沿わせます。チェックしない場合には、横につなぐパターンとしてパスに沿わせます。

横につなぐパターン縦につなぐパターン

「変形の前にパターンを複製する」にチェックすると、パターンのオリジナルを残します。チェックしない場合にはオリジナルを残さず、パスに沿わせるパターンの一部として使われます。