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線(パス)の描画 >> カリグラフィ

カリグラフィ

カリグラフィとは西欧式の書道で、 一定の幅を持つカリグラフィ用のペンを使った芸術のことです。 文字だけに限らず、飾り枠などを描いたりもします。

Inkscapeでは、カリグラフィを楽しむためにカリグラフィツールがあります。 ペンとインクを使ったカリグラフィでは、 ミスをしたら作品全体がボツになってしまいますが、 Inkscapeを使えば何度でもやり直しが可能で、 手軽に楽しめます。

カリグラフィを描くには、 ツールバーから カリグラフィツールを選択するか、 ショートカットキーのCtrl+F6(またはC)でカリグラフィツールを選択します。

カリグラフィツールを選択すると、 コントロールバーに次のようにカリグラフィの設定情報が表示されます。

「幅」には、カリグラフィペンの幅を指定します。 初期値は15で、1〜100の値が設定できます。

カリグラフィツールはベロシティに対応しており、 マウスの移動速度に応じてカリグラフィの太さを変えることができます。 どのように変更するかは「細くする」に-1.00〜1.00の間で数値指定します。

プラスの値を指定したときにはマウス移動が早いほど線が細くなり、 マイナスの値を指定したときにはマウス移動が早いほど線が太くなります。 初期値は0.1で、マウス移動が早ければほどほどに細くなるように設定されています。

0.1 1 -1

「角度」にはカリグラフィペンの角度を指定します。 初期値は30°で、指定可能な値は-90°〜90°です。

「固定度」には、ペン運びの方向によりペンの角度をどうするかを指定します。 指定可能な値は0〜1で、 0のときペン運びの方向に合わせてペンの傾きを合わせ、 1のときペン運びの方向に関わらずペンの傾きを「角度」で指定した角度に固定します。 一般的には角度が固定されている方が美しいカリグラフィが描けます。 初期値は0.9に設定されています。

0 1.0

「Caps」では、惰性によるインクのボタつきの表現方法を指定します。 指定可能な値は0〜5で、数値が大きくなるほど惰性によるボタつきが大きく、 数値が小さいほどにじみの少ないシャープなカリグラフィとなります。 初期値は0に設定されています。

0 0.3 0.5 1.0

「震え」は横方向の震えを0.00〜1.00の範囲で指定します。 0のときには震えのない滑らかな線、 1のときには震えの大きいガタガタな線が描かれます。

0 0.1 0.3 0.5 1

カリグラフィにはいろいろな書体があります。 入門書などを参考に楽しんでください。